箱根フリーパスは元が取れるか、区間別に金額を並べて検算

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東京駅から箱根へ行くとき、箱根フリーパスの元が取れるかを区間別の公式運賃で検算した記事です。判定の境界は「大涌谷まで行くかどうか」でした。

結論:判定は「箱根の中で4,560円分乗るか」の一点に絞れる

箱根フリーパスの損得は、施設や季節ではなく「箱根の中でいくら分の乗り物に乗るか」だけで決まります。理由は単純で、新宿発のフリーパスには新宿〜箱根湯本の小田急の往復運賃が最初から含まれているからです。この往復分を先に差し引くと、フリーパスの正体は「箱根の中の乗り放題券」に還元できます。

  • 新宿発フリーパス(2日間有効・おとな)… 7,100円(小田急電鉄公式)
  • 新宿〜箱根湯本の小田急のきっぷ運賃 … 1,270円(ICカード運賃1,261円/小田急電鉄公式)
  • 往復で 1,270円 × 2 = 2,540円
  • 7,100円 − 2,540円 = 4,560円 ← これが「箱根の中の乗り放題」の実質価格

ICカード運賃で計算すると 7,100円 − 2,522円 = 4,578円です。以下ではフリーパスに不利になりにくい側、つまり4,560円を判定の基準にします。

この4,560円を、箱根の中で乗る区間の運賃の合計が超えれば元が取れます。結論を先に書くと、次のとおりです。

  • 箱根湯本の温泉と商店街だけ … 箱根の中の乗車は0円。買わないほうがよい
  • 強羅までの往復だけ … 1,240円。3,320円の損。買わないほうがよい
  • 大涌谷まで行って折り返す … 5,100円。540円のプラス。ここが境界線
  • 芦ノ湖まで抜けて一周する … 5,960円。1,400円のプラス。買ったほうがよい
  • 一周に仙石原方面のバスを足す … 7,140円。2,580円のプラス

つまり「箱根ロープウェイに乗るかどうか」が実質的な分かれ目です。ロープウェイは2025年10月1日から片道おとな2,000円になり、単価が箱根で最も高い乗り物になりました。ここに乗らない旅程では、フリーパスはほぼ回収できません。

区間別に金額を並べる:計算の材料

判定に使った運賃は、すべて小田急箱根グループ公式の箱根ナビと小田急電鉄公式に掲載されている額です(2026年9月14日確認)。

区間 乗り物 おとな運賃 公式の所要時間
箱根湯本 → 彫刻の森 箱根登山電車 460円 箱根湯本〜強羅で約40分(8.9km)
彫刻の森 → 強羅 箱根登山電車 160円
強羅 → 早雲山 箱根登山ケーブルカー 430円 約10分(標高差209m・1.2km)
早雲山 → 桃源台 箱根ロープウェイ 2,000円(片道) 各駅間 約10分・約1分間隔
早雲山 ⇔ 桃源台 箱根ロープウェイ 3,000円(往復) 同上・途中下車可
桃源台港 → 元箱根港 箱根海賊船 1,700円(片道) 当日の季節ダイヤで確認
箱根町港 ⇔ 元箱根港 箱根海賊船 600円(片道) 当日の季節ダイヤで確認
元箱根港 → 箱根湯本駅 箱根登山バス 1,210円 当日の時刻表で確認
強羅 → 箱根ガラスの森 箱根登山バス 480円(片道) 当日の時刻表で確認
強羅 → 湿生花園前 箱根登山バス 590円(片道) 当日の時刻表で確認

海賊船の特別船室は追加料金です。元箱根港・桃源台港の発着でおとな800円・こども400円、箱根町港の発着でおとな240円・こども120円が上乗せされます。フリーパスを持っていても、この追加分は別に支払います。

4つの行き方で並べた検算

行き方 箱根の中の運賃の内訳 合計 4,560円との差
A 箱根湯本どまり 乗車なし 0円 4,560円の損
B 強羅まで往復 (460+160)× 2 1,240円 3,320円の損
C 大涌谷まで往復 620×2 + 430×2 + ロープウェイ往復3,000 5,100円 540円のプラス
D 芦ノ湖まで抜けて一周 460+160+430+2,000+1,700+1,210 5,960円 1,400円のプラス
E Dに仙石原のバス往復を追加 5,960 + 590×2 7,140円 2,580円のプラス

C案の540円という差は小さく見えますが、ここに箱根強羅公園の入園料650円が乗ります。強羅公園は箱根フリーパスを窓口で提示すると入園無料になります(通常おとな650円・小学生以下無料)。強羅で途中下車して寄るだけで、C案は540円+650円=1,190円のプラスに変わります。D案なら2,050円です。

逆にB案は、強羅公園の650円を足しても 1,240+650=1,890円で、まだ2,670円の損です。強羅どまりの旅程は、割引施設を足してもフリーパスでは回収できません。

東京駅から行く人だけが持つ論点:どの駅発のフリーパスを買うか

箱根フリーパスに「東京駅発」はありません。発売されているのは小田急線の駅を起点にしたきっぷで、東京駅から行く人はまず新宿へ出るか、JRで小田原へ出るかを選ぶことになります。発駅によって値段が変わります。

発駅 2日間有効(おとな) 3日間有効(おとな) 2日間(こども)
新宿・代々木上原 7,100円 7,500円 1,600円
藤沢 7,050円 7,450円 ―
町田 6,820円 7,220円 1,600円
小田原・箱根湯本・御殿場・三島 6,000円 6,400円 1,500円

新宿発と小田原発の差は1,100円です。この1,100円で、小田急の新宿〜小田原の区間が往復ぶん付いてきます。小田原発を選ぶと、その区間はフリー区間に入りません。

そこで、東京駅からの判定はこの引き算1回で終わります。

(東京⇔小田原のJR往復運賃)−(東京⇔新宿のJR往復運賃)が1,100円より大きければ、新宿発フリーパス(7,100円)のほうが安い。1,100円より小さければ、小田原発フリーパス(6,000円)のほうが安い。

本記事ではJR東日本の運賃をJR公式ページで確認できなかったため、金額は載せていません。JR東日本は運賃改定を実施しており、改定前に書かれた記事の金額をそのまま当てはめると判定を誤ります。出発前にJR東日本の運賃案内で2区間の往復運賃を調べ、上の式に入れてください。引き算の結果を1,100円と比べるだけなので、駅の券売機の前でも判断できます。

金額以外の違いも押さえておきます。

  • 新宿発は、小田急1本で箱根湯本まで行けます。乗り換えが少なく、荷物が多いときに楽です。ロマンスカーに乗る選択肢もここに乗ります。
  • 小田原発は、JRで小田原まで出てから箱根登山線に乗り換えます。新幹線を使えば移動時間は短くなりますが、その分の特急料金はフリーパスとは別に必要です。

ロマンスカーはフリーパスの損得と切り離して考える

箱根フリーパスに特急券は含まれません(小田急電鉄公式に明記)。新宿〜箱根湯本のロマンスカーの特急料金は1,200円、インターネットで買うチケットレス特急料金は1,150円です。フリーパスを買っても買わなくても同じ額がかかるため、「ロマンスカーに乗るか」と「フリーパスを買うか」は別々に決めてかまいません。上の検算表に特急料金を入れていないのはこのためです。

なお小田原〜箱根湯本の区間のロマンスカーは、当日座席に余裕がある場合に限り、小田原駅・箱根湯本駅のホームで乗車時に発売されます。

子どもの分は、大人より判定がはるかに甘い

こどものフリーパスは新宿発2日間で1,600円です。これに対して、こどもの運賃は箱根ロープウェイが片道700円、箱根海賊船(桃源台港〜元箱根港)が片道850円で、この2区間だけで1,550円になります。

この比べ方は、フリーパスに含まれる新宿〜箱根湯本の往復運賃を差し引かずに、あえてフリーパス側を不利にした計算です。それでも50円差まで迫ります。登山電車かケーブルカーかバスに1区間でも乗れば逆転します。大人の分で迷っても、子どもの分は買っておいて損になりにくいという結論になります。

判定D(一周する)を実際の時系列に落とす

検算で最もプラスが大きかった一周ルートを、公式の所要時間で並べます。乗り継ぎの待ち時間は当日のダイヤによるため、各区間に余白を取っています。

目安時刻 行動 区間の運賃(参考) 滞在の目安
9:00前後 箱根湯本駅に到着。大きな荷物は駅で預ける ― 15分
9:20 箱根登山電車で彫刻の森へ(雨なら最優先で確保) 460円 移動 約30分
10:00 彫刻の森美術館。屋内のピカソ館と足湯がある 入館料は別途 90〜120分
12:10 箱根登山電車で強羅へ。昼食 160円 60分
13:20 箱根強羅公園(フリーパス提示で入園無料) 通常650円が0円 45〜60分
14:30 ケーブルカーで早雲山へ 430円 約10分
14:45 ロープウェイで大涌谷へ。展望と休憩 2,000円(早雲山〜桃源台) 約10分+滞在45分
15:40 ロープウェイで桃源台へ(姥子経由) 約20分
16:10 海賊船で桃源台港から元箱根港へ 1,700円 当日ダイヤで確認
17:00前後 元箱根港から箱根登山バスで箱根湯本駅へ 1,210円 当日の時刻表で確認
18:00前後 箱根湯本で土産と食事。帰路へ ― 60分

この順路は運賃の合計が5,960円で、フリーパスの実質4,560円を1,400円上回ります。強羅公園の650円を加えれば2,050円です。逆の回り方(先に芦ノ湖へ抜けて登山電車で下る)でも合計額は変わりませんが、ロープウェイの営業終了が早いため、ロープウェイを午後の遅い時間に置く組み方は避けたほうが安全です。

各立ち寄り先の見どころと滞在目安

箱根強羅公園 ― フリーパスの損得に直接効く一か所

強羅駅の近くにある公園で、箱根フリーパスを窓口で提示すると入園無料になります(通常おとな650円、小学生以下無料、20名以上の団体400円)。開園時間は3月〜11月が9:00〜17:00(最終入園16:30)、12月〜2月が9:30〜16:30(最終入園16:00)で、年中無休(年3回のメンテナンス休園日あり)です。3月〜11月の熱帯植物館は16:45に閉館します。

注意点があります。園内には勾配の大きい坂や階段が随所にあり、公式に車椅子やベビーカーは利用できないと明記されています。ベビーカーで箱根を回る計画の人は、ここを行程から外すか、抱っこで回る前提にしてください。フリーパスの損得計算に650円を足すときは、この条件を満たせるかを先に確認します。

彫刻の森美術館 ― 雨の日に前倒しする先

箱根登山電車の彫刻の森駅の近くにあります。開館は9:00〜17:00で年中無休、入館は閉館30分前までです。入館料は一般が当日窓口2,000円・Web前売1,800円、大学生高校生が窓口1,600円・Web1,400円、中学生小学生が窓口800円・Web600円、未就学児は無料です。Web前売のほうが窓口より200円安いため、行くと決めているなら出発前に買っておくと差が出ます。

屋内のピカソ館や本館ギャラリーがあり、雨天時に時間を使えます。ベビーカーは本館・新館のインフォメーションで無料貸出があります(状況により利用できない場合あり)。コインロッカーは美術館入口にあり、100円返却式で実質無料です。

箱根ガラスの森美術館 ― 強羅から片道480円の寄り道

仙石原方面にあり、強羅からの箱根登山バスが片道480円です。開館は午前10時から午後5時30分(入館は5時まで)。ヴェネチアン・グラス美術館、現代ガラス美術館、体験工房、カフェ・レストラン、ミュージアムショップが屋内施設としてあります。バス往復960円が検算にそのまま加算されるため、一周ルートに組み込むとフリーパスの回収額が増えます。

箱根湿生花園 ― 開園期間が限られる、見落とされやすい一か所

仙石原にある湿原植物の植物園です。強羅からの箱根登山バスは湿生花園前まで片道590円。入園料は大人700円・小学生400円、高校生350円・中学生300円・園児200円、20名以上の団体は大人500円・小学生300円です。

ここで見落とされやすいのが開園期間です。公式に開園は3月14日〜11月30日、期間中無休と書かれています。つまり12月から3月中旬は開いていません。冬に箱根フリーパスの元を取ろうとして仙石原方面のバスを組み込む場合、この園は当てにできません。ガラスの森美術館側に振り替えるか、大涌谷の滞在を延ばす形にします。

箱根湯本 ― 帰りの60分をどう使うか

箱根湯本駅には、改札内に箱根キャリーサービス(8:30〜19:00)、改札外に箱根の市(9:00〜20:00)、箱根カフェ(平日10:00〜17:00、土休日10:00〜19:00)、小田急旅行センター(9:00〜19:00)があります。コインロッカー、エレベーター、エスカレーター、車椅子対応型個室トイレ、オストメイト対応型個室トイレ、おむつ替え設備、ベビーケアルームが備わっています。

駅周辺の和菓子では、湯もち本舗ちもとが箱根湯本で駅前通り店・滝通り本店・湯本山崎店・茶のちもとを構えています。公式サイトに庭の「茶店」と「茶のちもと」という茶スペースの記載があります。営業時間と臨時休業は公式の告知欄で当日分を確認してください。

交通・移動の注意

  • フリーパスに1日券はありません。有効期間は2日間か3日間です。日帰りでも2日間有効のものを買うことになるため、上の検算はそのまま日帰りにも当てはまります。逆に言えば、1泊して2日目も箱根の中で乗るなら回収額は一気に増えます。C案で540円だったプラスが、2日目に大涌谷や芦ノ湖をもう一度動くだけでD案・E案の水準に届きます。
  • ロープウェイの営業時間は季節で変わります。2月〜11月が9:00〜17:00、12月〜1月が9:00〜16:15(全駅)。冬は終了が45分早いため、一周ルートの後半をロープウェイに置くと間に合わなくなることがあります。
  • ロープウェイは強風・雷・台風接近など悪天候が見込まれる際に運休することがあります。ロープウェイが止まると、判定C(5,100円)のうち3,000円が消えて赤字に転落します。フリーパスを買う理由の半分は、この運休時に登山バスへ振り替えても追加料金がかからないことにあります。単独のロープウェイ券で組んでいると、振替分が丸ごと持ち出しになります。
  • 乗り継ぎには余白を取ってください。登山電車は箱根湯本〜強羅で約40分、ケーブルカーは強羅〜早雲山で約10分、ロープウェイは各駅間が約10分で約1分間隔です。海賊船と登山バスは本数が限られるため、ここが一周ルートで最も詰まりやすい箇所です。
  • 大きな荷物は箱根湯本で預けます。登山電車もケーブルカーもロープウェイも車内は広くありません。駅のコインロッカーか箱根キャリーサービス(8:30〜19:00)を使い、身軽にしてから一周に入ります。
  • フリーパスは乗車日の1カ月前から買えます。ただし自動券売機は当日から有効になる分だけの扱いです。発売箇所は小田急線各駅、EMot、セブン‐イレブン、旅行代理店、小田急トラベル、箱根登山鉄道各駅、各観光案内所などです。

雨天・混雑・運休のときの入れ替え先

  • 雨で大涌谷の展望が期待できないとき … 屋外の滞在を削り、彫刻の森美術館(9:00〜17:00・年中無休・屋内のピカソ館あり)か箱根ガラスの森美術館(10:00〜17:30・入館17:00まで)へ前倒しします。どちらもフリー区間の乗り物で行けます。
  • ロープウェイが運休したとき … 強羅から箱根登山バスで桃源台または元箱根へ向かい、海賊船に合流します。バスはフリー区間内のため追加負担はありません。ただし運賃の合計は下がるので、フリーパスの回収額もその分下がります。
  • 海賊船が荒天で欠航したとき … 桃源台から箱根登山バスで元箱根・箱根湯本方面へ抜けます。
  • 強羅公園に寄れないとき(ベビーカー利用など) … 650円の上乗せが消えるため、C案は540円のプラスに戻ります。判定が薄いと感じるならD案(一周)に切り替えます。
  • 冬(12月〜3月13日)に仙石原を組み込みたいとき … 箱根湿生花園は閉園期間です。箱根ガラスの森美術館側へ振り替えます。
  • 大涌谷が混雑しているとき … 並ばずに次のロープウェイへ乗り、桃源台・元箱根で時間を使います。一周ルートは後半のバスと船の本数が少ないため、前半で粘るほど後ろが崩れます。

予約前・購入前に公式情報を再確認する項目

  • 箱根フリーパスの発駅別の発売額(本記事は小田急公式の新宿発2日間7,100円・小田原発6,000円で計算しています。箱根ナビ側には改定前の新宿発6,100円・小田原発5,000円の記載も併記されているため、購入画面で当日の額を確認してください)
  • 東京⇔新宿および東京⇔小田原のJR運賃(本記事はJR公式で確認できなかったため金額を載せていません。JR東日本は運賃改定を実施しています)
  • 箱根登山電車・ケーブルカー・箱根登山バスの区間別運賃(箱根ナビ内でも掲載ページによって金額が食い違っています。本記事は検証記事側の額を採用しました)
  • 箱根海賊船の季節ダイヤと所要時間(始発・最終が季節で変わります)
  • 元箱根港〜箱根湯本駅の箱根登山バスの当日の時刻と所要時間
  • 箱根ロープウェイの当日の運行状況と定期点検整備の期間
  • 箱根強羅公園のメンテナンス休園日(年3回)とフリーパス提示による入園無料の適用条件
  • 彫刻の森美術館のWeb前売券の販売状況と、箱根フリーパス提示による割引の有無・割引額(本記事では確認できていません)
  • 箱根海賊船の特別船室について、フリーパス提示による割引の有無
  • 箱根ガラスの森美術館の入館料(公式トップページでは確認できませんでした)
  • 箱根湿生花園の開園初日(3月14日)と最終日(11月30日)の当年の適用
  • 湯もち本舗ちもと各店の営業時間・臨時休業日
  • 箱根湯本駅のコインロッカーの空き状況と箱根キャリーサービスの受付締切

よくある質問

Q. 日帰りなのに2日間有効のきっぷを買って損しませんか

A. 箱根フリーパスに1日券の設定はないため、日帰りでも2日間有効のものを買うことになります。損得の判定は本記事の表のとおりで、日帰りでも一周すれば1,400円のプラスです。ただし2日目も使えば回収額は増えるので、迷う金額差なら1泊を検討する価値はあります。

Q. 箱根湯本の温泉に入るだけなら買わないほうがいいですか

A. 箱根の中で乗り物に乗らない旅程では、実質4,560円がまるごと余ります。買わずに小田急の往復運賃だけを払うほうが安く済みます。

Q. ロマンスカーに乗るならフリーパスを買ったほうが得ですか

A. その2つは連動しません。フリーパスに特急券は含まれず、特急料金1,200円(チケットレス1,150円)はどちらにしてもかかります。ロープウェイに乗るかどうかで判断してください。

Q. 子ども連れの場合はどう考えますか

A. こどものフリーパスは新宿発2日間1,600円で、こども運賃のロープウェイ片道700円と海賊船片道850円を足しただけで1,550円に届きます。大人の分だけ個別運賃にして、子どもの分はフリーパスにする、という買い方も成立します。ただし強羅公園はベビーカー・車椅子が利用できないため、乳幼児連れの場合は650円の上乗せを計算に入れないでください。

Q. 小田原発のほうが1,100円安いのに、なぜ新宿発を選ぶ人がいるのですか

A. 新宿発には小田急の新宿〜小田原の往復が含まれるからです。東京駅から出る場合は、東京⇔小田原のJR往復運賃と東京⇔新宿のJR往復運賃の差が1,100円を超えるかどうかで決まります。乗り換えの少なさを優先して新宿発を選ぶ人もいます。

Q. フリーパスの割引施設はどれくらい効きますか

A. 約70スポットが割引優待の対象で、箱根強羅公園・箱根湯寮・彫刻の森美術館などが例として挙げられています。このうち金額の効きが最も分かりやすいのは強羅公園の入園無料(通常650円)です。ほかの施設の割引額は公式ページで個別に確認してください。

きっぷ・入場券と宿の手配

彫刻の森美術館のように、公式のWeb前売が窓口より安く設定されている施設があります。行くと決めた施設の入場券を先に押さえておくと、当日の窓口の行列も避けられます。

検算の結果がC案(540円のプラス)のように薄かった場合、2日目も箱根の中で動けば回収額は確実に増えます。フリーパスが2日間有効であることを前提に、箱根湯本や強羅での1泊を比べてみてください。価格は変動するため、金額と空室は予約画面で確認してください。

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出典と情報確認日

本記事は実際の訪問記ではなく、公式情報を突き合わせて作った調査型の検算記事です。金額・時間はすべて2026年9月14日に下記の公式ページで確認しました。運賃と営業時間は改定されます。出発前に各公式ページで再確認してください。

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